[憧れの魚を岸から釣る!]ベイトタックルで狙う!ショアレッド攻略法
ベイトタックルでシーバスや青物などを狙う長崎在住の島内聖隆さん。今回は岸からマダイを狙う『ショアレッド』の攻略法を紹介。そのシーズンやエリア選択、タックルセレクトまで、島内さんの釣りを参考にショアレッドに挑戦してほしい。 【画像】「おいおい、マジか」オカッパリでマダイを釣り上げた写真ギャラリー
熊本県の天草が今回のエリア
四季折々の様々な魚を狙う島内聖隆さんにとって、マダイというターゲットは。 島内「マダイは特に好きな魚で、マダイ特有の引きや難易度の高さが釣れたときの達成感を上げてくれますね。今回は熊本県の天草でショアからマダイを狙ってみます」 まずは足場のいいところからスタート。 向かい風という状況で選んだルアーはシンペンのオーバードライブレーザーインパクト95S(DAIWA)。 島内「目の前に流れのヨレが広がっているからやっていますが、いろいろな場所をやっていこうかと思ってます」
ショアレッドのシーズン・エリア・ルアー
釣りをしながらショアレッドのシーズンを解説。 島内「自分は初冬くらいから始めますが、一番釣れるようになるのがマダイの産卵時期である春。この時期はマダイが接岸しやすいんですよ。通年釣ることはできますが、やはりショアに寄りやすい時期が釣りやすいですね。マダイはイワシなどのベイトに依存する傾向が強く、春はそのイワシが接岸するのが春なんです」 続いてエリアについて。 島内「自分がまず意識しているのがベイトの有無。そして流れの効いてる場所や水深のあるブレイクが近いところ。そういったところを見ながらポイントを選んでいますね。経験上よくマダイが釣れているのは、沖が深くて、そのカケアガリが近いところ。やはりそういった場所はマダイが回遊しやすいですね。そういったエリアにベイトが絡めばベストです」 そして狙いのタイミング。 島内「潮止まり前や潮の動き始め、このタイミングで一番スイッチが入る気がしますね。マダイはいても食わなかったりするんで、こういった潮の動きのタイミングで口を使うようになります。ゲストに青物が食ってくることもあるんですが、青物はちゃんと潮が動いているときに食うことが多いですね」 ポイントを移動しながら、ルアーもいろいろローテーション。イワシのサイズに合わせるため、モンスターショット80(デュエル)、ヨイチ99(アイマ)、ぶっ飛び君95S(ジャンプライズ)などを試していく。 島内「ルアーのサイズはベイトサイズに合わせるというのがひとつ。イワシの場合なら8~10cm前後でルアー選んでます。たまにアジを捕食していることもあるんですが、その場合は15cmくらいまでルアーサイズを上げますね。マダイが何を捕食しているかわからない場合は10cm前後のルアーをセレクトすればいいと思います」 ルアーの動かし方は? 島内「ミノーは何もせずにただ巻くだけでOK。巻く速さはスローからミディアムまで、そのときのシチュエーションによって変えます。ベイトが沈んでいる場合などはシンペンなどでレンジを刻みながら変えながら探っていきます。ボトムまでは取りませんが、下めをイメージして引いてきますね。シンペンの場合はたまにストップ&ゴーを入れるのも効果的です」 ルアーカラーも重要な要素だ。 島内「今日は曇っているんで派手なカラーを使っています。グローやピンクなどがオススメですね。晴れた日はホログラムの入ったフラッシングの強いカラーをよく使いますね」 そこで待望のヒット! 上がってきたのはマダイではなくキジハタ。 島内「引ったくってバイトしたのでマダイかと思いましたね(笑)」