『M-1』9位と健闘の芸人、12年に及ぶアルバイト生活に終止符 王者は喜び「めっちゃうれしいわ」
ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』
お笑いコンビ・ジョックロックが7日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(正午)に出演。決勝に進出して9位と健闘した昨年の『M-1グランプリ』後の反響について明かした。 【写真】「めっちゃワイルドになってる」と仰天 元和牛・川西賢志郎の近影ショット 劇場出番の反応を聞かれた、今年13年目の福本ユウショウは「キャ~みたいな」と言うと、6年目のゆうじろーは「あり得ない。(今まで)ないです。拍手もキラキラです」と変化を実感。福本は「ウケすぎてちょっと怖いときもあります。“ホンマの笑いか? これは”みたいな」と本音を吐露した。ゆうじろーは「僕ら人気なんか、ホンマになくて」と言うと、昨夏の大阪・吉本漫才劇場の若手、翔(かける)メンバー96人による“総選挙”の結果が37歳の福本51位、26歳のゆうじろー75位だったとした(1位はcacao・浦田スターク)。福本が「次回あったらどうなるか。緊急開催してほしい」と言うと、ゆうじろーは「結構、上行ったんちゃうかなと。いまやってほしいですね」と希望した。 福本は昨年、12年に及ぶアルバイト生活に終止符を打ったという。ミルクボーイ・駒場孝は「めっちゃうれしいわ、これ」と自分のことのように喜んだ。福本は「準決から決勝の間に(シフトに)入れなくなったんで。“やめます”という風に言って」と明かし、「(芸人と)言っていて、結構、応援してくれるじゃないですけど“すごいですね”って。決勝(決定)のときは“決勝? 決勝行ったんですか”って。“そんなヤツやったんですか”みたいな」と話した。 ゆうじろーは「周りの人の反応が優しすぎて」と決勝発表後、戦った芸人が集まってくれたといい「その優しさで涙しちゃった」と述懐。福本は涙する相方の映像が頻繁に使用されたと言うと「僕はこいつが泣いてるときに“お前、何も苦労してないやろ”“5年目やんけ。喜べ”って。僕の心ない一言は全部カットされてました」とした。駒場の相方・内海崇から同期の反応を聞かれると、ゆうじろーは「驚いてましたね。空前メテオとか」と明かした。 M-1の点数発表後の「僕がもっと面白くなります」という発言が話題になったゆうじろーは、「かわいい」と言われ始めているという。「自然に出てしまって」というコメント直後には司会の今田耕司から言われ、火がついたとした。「いつも上の人がいるんで、隣に。勝手に後輩感が出ちゃってるのかなと」と見解を披露した。福本は、芸歴4年目ぐらいから「1日1つ何かを必ず完成させる。ボケとか(何かの)くだりとかを。旅行してても」と自身に課したノルマを8年ぐらい守り、M-1決勝の日も新幹線でクリアしたという。 M-1後は多忙を極め、MBS『オールザッツ漫才』などテレビ番組出演などもこなした2人は、8日が約1か月ぶりのオフだという。ゆうじろーは、準決勝確定前に思い切って引っ越した家賃7万円の自宅の家具を見たいといい、久しぶりに美容室に行くとした福本は「8年ぐらい同じところに行ってるんですけど、(芸人という)正体を明かしてないんですよ。さすがにM-1見てたら“あいつやん”ってなるから、どうなるのかちょっと楽しみ」と反応に期待した。
ENCOUNT編集部