メッツ、12得点大勝でシリーズ2勝3敗 主砲アロンソが今季ポストシーズン4号の先制3ラン
○ メッツ 12-6 ドジャース ● <現地時間10月18日 シティ・フィールド> ワイルドカード3番手のニューヨーク・メッツが西地区王者ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦に大勝。シリーズ成績を2勝3敗とし、日本時間21日から敵地ロサンゼルスで2連戦を迎える。 敗れれば今季終了と後がないメッツは初回、先発左腕デービッド・ピーターソンが大谷翔平、ベッツの連打で無死二、三塁とピンチを背負ったが、後続打ち取って無失点の立ち上がり。直後の1回裏、今度はドジャース先発の右腕フラーティから一死一、二塁の好機を作ると、4番ピート・アロンソが今季ポストシーズン第4号となる3ラン本塁打。幸先良く3点をリードした。 2点リードの3回裏には、連続四球で無死一、二塁の好機を作り、6番スターリング・マルテの2点適時二塁打で追加点。さらに9番フランシスコ・アルバレス、1番フランシスコ・リンドア、2番ブランドン・ニモの3者連続適時打も飛び出し、一挙5得点のビッグイニングを作った。 大量援護を貰った左腕ピーターソンは4回途中2失点、二死満塁のピンチを作って降板するも、後を受けた元西武の右腕リード・ギャレットが4番フリーマンを見逃し三振に仕留めて火消し成功。直後の4回裏に5番ジェシー・ウィンカーの適時三塁打など2点を加え、2桁得点に到達した。 5点リードの5回二死から7回まで3番手右腕ライン・スタニクが投げ抜き、8回表から守護神エドウィン・ディアスを前倒し投入。スタニクとディアスの両右腕で終盤4イニングを消化する執念の継投で逃げ切った。
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