富岡市役所の木材劣化問題 設計事務所が現地調査 群馬・富岡市
建築家・隈研吾さんがデザインした群馬県富岡市役所の庁舎で木材の劣化が確認された問題で、設計事務所の職員らが27日、市役所を訪れ現地を調査しました。 富岡市役所を訪れたのは、庁舎をデザインした建築家・隈研吾さんの設計事務所の職員ら7人です。市は11月15日、施工業者とともに行政棟と議会棟の入口に設置された「ひさし」の裏側の木の一部が変色し、腐食しているような状態を確認しました。27日は、設計事務所の職員らが施工業者や市の担当職員らと庁舎を見て回り、劣化が確認されたひさしの裏側で、水の流れ方などを確認していました。市は、調査結果をもとに協議し、今後の対応を検討したいとしています。