夏休み中の水難事故防止へ 中学生が警察官と救助訓練 香川・三木町
KSB瀬戸内海放送
夏休み中の水難事故を防ごうという訓練が5日、香川県三木町で行われました。 【写真】浮き輪代わりにペットボトルを投げる際は「少し水を入れた方が」遠くまで正確に届く
高松東警察署と三木中学校が合同で行った訓練で、生徒と警察官、合わせて約20人が参加しました。 生徒たちは服を着たままプールに入り、溺れないようにする方法を教わりました。 (香川県警察本部 警備部機動隊/六車武倫 小隊長) 「少しずつ(息を)出しながら無くなったらもう1回大きく吸う。浮き輪をつくって上を向いて寝る、ちょっとやってみよう」 溺れそうになっても慌てずに大きく息を吸い込み、浮かんで救助を待つことが大切です。 また、浮き輪の代わりにペットボトルを投げて溺れている人を助ける際、少し水を入れた方が遠くまで正確に届くことも教わりました。 (訓練に参加した生徒は―) 「たまに(海や川に)行くが、時々溺れそうになるので、この経験は大事と思う」 「身の回りの物が浮くための道具であることも分かったので、周りに溺れている人がいても助けられる対応をしたい」 三木町内にはため池が多く、釣りなどで水難事故に遭わないよう警察ではライフジャケットの着用を呼び掛けています。
KSB瀬戸内海放送