15年の歴史に幕

NHK【写真：ENCOUNT編集部】

　NHK Eテレで放送されているバリアフリー・バラエティー『バリバラ』（木曜午後8時）が今年3月をもって終了することが7日、番組公式サイトで発表された。 【動画】「すごくグッときた」「いい表彰台や」と感動　涙するパラ柔道金の瀬戸にライバル選手達が見せた行動 　同番組は「生きづらさを抱えるすべてのマイノリティー」にとっての“バリア”をなくす、みんなのためのバリアフリー・バラエティー。笑いの要素を織り交ぜ、当事者たちが発信。本音トークでこれまでタブーとされてきたテーマにも挑んできた。 　この日、公式サイトで「『バリバラ』が今年3月、終了することになりました」と発表し、「2010年4月に月1回の放送がスタートしてから15年。長きにわたり、放送を続けることができましたのは制作に協力してくださった当事者のみなさま、関係者のみなさま、番組を応援してくださった視聴者のみなさまのおかげです。ありがとうございました」と感謝を伝えた。 　その上で、「みなさまへの感謝を込めて、最終回を2回シリーズでお届けします」として、3月6日、13日の放送内容について「15年間の歴史を振り返り、『その後』の社会の動きや、出演した当事者の近況についてご紹介します」「バリバラでは、生きづらさを抱える当事者のみなさまの声をもとに番組を制作することを大切にしてきました。4月からは新たに始まる福祉番組を通して、引き続き、当事者の声をお伝えする予定です。『バリバラ』制作チーム一同」とした。