愛媛DF森脇良太が今季限りで現役引退…獲得可能タイトルほぼ総なめの“熱血”優勝請負人、「最後まで闘う」ラスト3か月に意気込み
愛媛FCは2日、DF森脇良太(38)が今シーズン限りで現役引退することを発表した。シーズン終了後に引退会見を予定している。 【写真】「ものすごいメンツ」…リバプール豪華3選手に囲まれたMF長野風花 森脇は2005年にサンフレッチェ広島でプロキャリアを始め、翌年から2シーズンは愛媛へレンタル移籍。その後広島に復帰するとレギュラーの座を掴んでJ2優勝に、12年にはクラブ初のJ1制覇に貢献した。 13年から7シーズンは浦和レッズでプレーし、ルヴァンカップ、天皇杯、AFCチャンピオンズリーグを制覇。20年から2年間は京都サンガF.C.に所属し、22年に愛媛に加わった。愛媛では昨季J3優勝を果たし、広島時代のスーパーカップ優勝などを含めて国内全タイトル優勝を達成。さらに日本代表としてアジアカップと東アジアカップ優勝も経験している。 森脇は闘志溢れるプレーとともに“お調子者”キャラとしても所属した各クラブのサポーターから愛された。現役に際し、クラブを通じて森脇らしく熱いコメントを発表している。 以下、主な獲得タイトルとコメント ▽主な獲得タイトル J1リーグ(12年/広島) J1リーグ1stステージ(15年/浦和) J1リーグ2ndステージ(16年/浦和) J2リーグ(08年/広島) J3リーグ(23年/愛媛) ルヴァン杯(16年/浦和) 天皇杯(18年/浦和) スーパー杯(08年/広島) ACL(17年/浦和) スルガ銀行杯(17年/浦和) アジア杯(11年/日本代表) 東アジア杯(13年/日本代表) ▽コメント 「愛媛FCを、森脇良太を応援していただいている皆様へ。いつも日頃から熱いサポートをしていただきありがとうございます。大切な皆様へ今シーズンをもって現役を引退する事をご報告させていただきます」 「プロサッカー選手として過ごした20年、8歳からサッカーを始めてプロになるまでの10年、素晴らしい指導者の皆様、ピッチで共に戦った仲間、チームを支えてくださるクラブ関係者、ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、友人知人、サッカーを通じてJリーグを通じて本当に多くの出会いをいただき、素晴らしい時間を過ごさせてもらい感謝の想いでいっぱいです。自分を1番近くで支えてくれた家族にも感謝の想いでいっぱいです。全ての皆様へ心から感謝の想いを伝えさせてください。ありがとうございました」 「サンフレッチェ広島でプロ選手としてスタートさせてもらい浦和レッズ、京都サンガF.C.、愛媛FCというJリーグを代表する、これからJリーグを更に引っ張っていくクラブでプレーさせてもらった自分は『世界一の幸せ者』です。自分でも信じられないくらいの経験をさせてもらいました。まだまだ、感謝の想いやその他語りたい事は沢山あるのですが、まだシーズン中でもありますのでシーズンが終わってからお話をさせていただければと思います」 「残りシーズン約3ヶ月、これまでもそうであったように愛媛FCのために今出来る、今自分の持っている全てを爆発的に出したい!ここまでの感謝の想いをピッチの上で表現したい!ピッチの芝生がエグれるくらいの魂をぶつけたい!最後まで闘う森脇良太の勇姿を情熱を是非ニンジニアスタジアムに観に来てください。最後まで森脇良太に皆様のエネルギーをニンジニアスタジアムから送ってください!」 「最後の最後まで皆様の熱い声援を森脇、図々しく欲しております。愛媛FCが今年の目標を掴み取れるように、僕自身これまでの感謝の想いをピッチでぶつけられるように残り3ヶ月全力で過ごしたいと思います !最後まで熱いサポート、声援をよろしくお願いします。愛媛でニンジニアスタジアムで皆様お待ちしております」