脱衣所を洗面所と分けて正解。たった1.5畳の空間が、新居を便利で快適に
脱衣所に衣装棚を設置。すべての動線がコンパクト!
筆者宅の脱衣所には、下着などの着替えを置くための、衣装棚を置いています。 脱衣所は、洗面所と兼用のランドリールームと浴室の間にあるので、脱衣所に衣装棚があるのが非常に便利です。 ちなみに衣装棚の対面の壁は、タオルハンガーを2つ取りつけました。狭いスペースですから壁の幅はとれませんが、上下に取りつけることで、バスタオルを余裕で2枚かけることができています。 また、隣が洗面所兼ランドリールームなので、洗濯して干した衣類を、すぐに衣装棚に収納できます。これはとてもラク。また、入浴後に衣装棚からすぐに、着替えを取り出せるのも便利です。 こういった動作は毎日のこと。ですから、家事動線がコンパクトであることは、大事なことだと思います。
独立していることで家族のプライバシーも守れる
家族同士であっても、プライバシーはあります。ですから、脱衣所という個室の空間をつくることは大事。 もし洗面室と脱衣所が同じ空間にあれば、入浴前後でだれかが着替えているときに、洗面所を使うのは躊躇するでしょう。でも、わが家の場合、写真のように引き戸で、完全に遮断できます。このことでプライバシーも守れます。 筆者には男女の子どもがいます。今はまだ小さいので困りませんが、年齢が大きくなれば、脱衣所が独立してあることのありがたみを、きっと感じてくれるでしょう。
後悔は湿気対策の換気扇をつけなかったこと
使い勝手のいい脱衣所ですが、少し後悔していることも。それは、浴室からの湿気対策です。狭い個室空間の脱衣所なので、当たり前ですが、浴室からの湿気がこもりやすいのです。 筆者宅は全館空調を採用したので、脱衣所も常に換気されています。それでも湿気はたまりやすいように感じています。 脱衣所に窓はつけています。しかしそれは、あくまで採光のためのはめ殺しの窓(写真)。別途、脱衣所に換気扇をつけておけばよかったと、少し後悔しています。とはいえ、たいした問題ではありません。使用していないときに、洗面所兼ランドリールームの引き戸をあけておくことで、ほぼ解決できています。
泉しゅん