日本新聞協会・新聞広告賞に山陽新聞社 被災地応援企画「岡山たからもん」、東京で贈賞式
優れた広告活動を顕彰する日本新聞協会の「第44回新聞広告賞」の贈賞式が21日、「新聞広告の日」(20日)にちなみ東京都内で開かれた。新聞社企画・マーケティング部門の新聞広告賞では、西日本豪雨(2018年)の被災地で前向きに生きる人々を紹介した「岡山たからもん 人のつながり 地域のチカラ」を企画した山陽新聞社が表彰された。 「岡山たからもん」は、農家、ボランティアセンターを立ち上げた女性、部活動を再開し、夢に向かって頑張る若者など、被災から立ち上がり、前を向いて歩みを進める12人に焦点を当てた特集紙面を展開。若年層を意識したシンポジウムを開催するなど防災意識の普及にも努め、未来志向で災害風化防止にも取り組んだ企画として評価された。 山陽新聞社の受賞は4年ぶり11回目で、今回は計5社が同賞に選ばれた。贈呈式では山陽新聞社の松尾政典執行役員営業局長が壇上で紹介され、広告部の森弓花氏がプレゼンテーションで活動を説明した。 新聞広告大賞を受賞した鹿児島県鹿屋市の「土用の『うしの日』問題」、広告主部門の新聞広告賞5作品などもたたえられた。