「うちはお金持ちなの?」と子どもに訊かれたら、なんと答えるべきか(海外)
子どものレベルに合わせるべき
「ことお金に関しては、つねに真実を伝えるべきだが、その言葉は子供のレベルに合わせるべきである」とベス・コブライナーは著書『Make Your Kid a Money Genius (Even If You're Not): A Parents' Guide For Kids 3 to 23(子を──自分よりも──お金の天才にする方法:3歳から23歳までの子をもつ親のためのガイドブック)』で主張する。 コブライナーは2017年のBusiness Insiderのインタビューではこう答えている。「彼らに『お金持ちなのか?』と尋ねられたら、その言葉が何を意味するのかを考えてみよう、と応じればいい。私たちには住む場所があり、互いがいて、そして家族がいる。たくさんのものがある、と。そもそも彼らはそうしたことを求めているので、彼らにそのような状況を伝えるのは、とても重要なことだ」。 そして子供たちが大きくなるにつれて、少しずつ具体的な話を増やしていくのがいいと、コブライナーは説明する。3人の子の親である彼女は、理想の反応は、アメリカ人世帯の平均収入を伝え、それに比べて自分たちがどの位置を占めるのかを教えることだと言う。平均以上かもしれないし、平均以下かもしれないが、「むやみに数字を挙げる必要はない」と説明し、特に子供がまだ小学生の場合は、そうしないほうがいいとアドバイスする。 「彼らがなぜその質問をしたのかを考え、子がまだ7歳とか10歳なのに数字を挙げた場合は、覚悟をしておいたほうがいい」とコブライナーは続けた。「PTAの集まりで、きっとその数字が話題になるだろう。教師から、あなたの収入を聞きましたよ、などと言われることになる」
Libby Kane,Avril Ayers,CFEI