あすから多治見で美濃焼イベント 巨匠ギャラリー、窯元直売ブースや絵付けに工作も
美濃焼をテーマにした秋の観光イベント「第13回美濃焼祭」が12~14日、多治見市音羽町のJR多治見駅周辺をメイン会場にして開催される。市内各地では同日程で多彩な美濃焼関連イベントが予定されており、多治見市全体が美濃焼を楽しむ観光客でにぎわう3日間となる。(東濃) 主催は多治見市、多治見商工会議所などで構成するオリベステーションたじみ観光イベント実行委員会。バローホールディングスなど多くの地元企業・団体が協賛する。 メイン会場の駅南北自由通路では、「美濃焼巨匠ギャラリー」を開設。荒川豊蔵、加藤卓男ら美濃が誇る巨匠陶芸家9人の作品を展示する。 また「美濃焼窯元直売ブース」も開設され、藏珍窯、早蕨窯、水月窯など美濃を代表する6窯元が個性的な手作りの器を展示、直売する。そのほか、転写絵付け体験コーナーも設けられる。 南駅前広場では、陶芸家による作陶パフォーマンスイベントを展開。高校生のろくろ対決も行われる。駅北の虎渓用水広場では、モザイクタイル工作、サボテン寄せ植えの体験コーナーが開かれる。
市内の関連イベントでは、本町オリベストリート、市之倉、多治見美濃焼卸センターで独自企画を展開する。本町オリベストリートでは「まちなか美術館」が企画され、美濃焼作品などを展示。スタンプラリーも行われる。 問い合わせは、実行委員会事務局(多治見市産業観光課内、電話0572・22・1111)まで。