【高校野球】北海が61年ぶりの5季連続V目指す 金沢光流主将「絶対に負けることなく終わりたい」
第106回全国高校野球選手権大会の南北海道・札幌地区予選(23日から、札幌円山、麻生)の組み合わせが11日決まった。春の北海道大会を連覇し、道大会4季連続優勝を果たした北海は2回戦から登場。27日に石狩翔陽―札幌平岡の勝者と対戦する。南北海道大会は7月11日に開幕し、準決勝、決勝はエスコンフィールド北海道で行われる。 春道大会優勝後の練習試合は7戦7勝。クラークや旭川志峯にも勝利し、好調を維持して夏に臨む。3月のセンバツ出場時のエースで、春季大会は右肘負傷でメンバーを外れていた松田収司(2年)がブルペンでの投球練習を再開。夏に向けて明るい話題も多いが、金沢光流主将(3年)は「打撃はイマイチなので、この調子だと春は勝てても夏は勝てない」と危機感を口にした。 23年春から4季連続で道大会(夏は南北海道大会)を制し、道内公式戦は27連勝中。今大会を連覇すれば、同校が1961年秋から63年春までの道大会を制した5季連続道大会優勝の北海道記録に並ぶ。金沢主将は「優勝すれば自分たちの代は負けなしで終われる。(5連覇など)いろんな事が懸かっている大会なので、絶対に負けることなく終わりたい」と目標を口にした。
報知新聞社