中国ハルビン、氷雪祭りが開幕 氷点下25度の世界に熱気
中国東北部の黒竜江省ハルビン市で冬の風物詩「氷雪祭り」が始まった。氷や雪でできた建造物をカラフルにライトアップ。訪れた人は白い息を吐きながら、幻想的な世界の撮影に熱中した。開幕初日の18日は氷点下25度の寒さにもかかわらず、家族連れやカップルが楽しそうに歩き回っていた。雪の解け具合を見ながら来年2月末ごろまで続く。 高さ43メートルの塔、宮殿や楼閣。会場に設けられた建造物に使われている氷は省内の凍結した松花江から切り出したという。 南部の貴州省から訪れた20代の女性2人組は「とにかく寒い。でもきれいな写真がたくさん撮れたから満足」と笑顔を見せた。(ハルビン共同)