青空、梅たわわ 兼六園で収穫作業 県内ぐんぐん気温上昇 加賀で真夏日
11日の石川県内は高気圧に覆われて晴れ、朝から気温がぐんぐんと上がった。正午までの最高気温は加賀中津原で30・4度となり、「真夏日」を観測した。金沢は29・4度で、兼六園の梅林では強い日差しが降り注ぐ中、梅の収穫作業が行われ、庭師と作業員が青々とした実を摘み取った。 県金沢城・兼六園管理事務所によると、約3千平方メートルの梅林には「白加賀」「青軸(あおじく)」など約20種類200本が植えられ、順調に育った。 ●12日も高温注意 金沢地方気象台によると県内は12日も晴れる。高温が予想されるため、熱中症など健康管理に注意を呼び掛けている。