森保J、ミャンマー戦出場全16選手「パフォーマンス査定」 満点評価は3人…3バック苦戦の主力は低評価【現地発】
頼りになる鎌田、泥臭い小川…異なるスタイルの2人が満点評価
<MF/FW> ■鎌田大地(ラツィオ)=★★★★★(→後半17分OUT) 日本代表にはやはり不可欠な存在だと知らしめた。ずば抜けたサッカーIQ、天性のセンスで2ゴールを演出。中村の先制点を生み出した一撃で流れを変えるパスは最終予選で訪れる苦しい展開を打開してくれるはず。ボランチ、シャドーを使い分けるポジション取りは見事だった。 ■前田大然(セルティック)=★★★☆☆(←後半17分IN) 後半25分に訪れた決定機を決められなかったのは痛かった。中村がウイングバックで良さを出していただけに、前田の特徴ももう少し出れば。だが、初挑戦のポジションで試行錯誤しながらアップデートしてくれるはずだ。 ■小川航基(NECナイメヘン)=★★★★★ 森保ジャパン第2次政権で初先発。前半は献身的に突破口を模索しながら、ゴールがほしいところでのヘディングシュートは調子の良さをうかがわせた。国際Aマッチ出場3試合で5ゴール。1ゴールで終わらず、複数得点できるのはエースに必要な力だろう。明らかに疲労が出る後半アディショナルタイムにボールをキープし、中村へ出した根性のアシストは小川の泥臭さを表していて思わず拍手だった。上田綺世と日本代表の1トップの座を争い、FW陣の底上げを担ってもらいたい。
FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi