バルセロナで続投のチャビ監督が夏の移籍市場に言及。セルジ・ロベルトは慰留へ | ラ・リーガ
バルセロナを率いるチャビ・エルナンデス監督が、2024年夏の動きについて言及した。サッカーメディア『GOAL』が伝えている。 2023-24シーズン限りでの退任を宣言していたものの、先日に撤回したチャビ監督。ひとまずは今シーズン残り試合の戦いに専念できる状況となった。 チャビ監督は日本時間30日のラ・リーガ第33節バレンシア戦前の会見に出席し、「私にはエネルギーと力があり、(今後に向けた)大きな期待を抱いている」とコメント。ラ・リーガ制覇は絶望的な状況となっているが、「今シーズン、私たちに何が起こったのかを分析している」と、次に向けた準備を進めていることを明かした。 2024-25シーズンに向けては、2024年1月の移籍市場で加入したFWヴィトール・ロケをレンタルで放出する可能性も報じられている。チャビ監督は、そのことについても触れた。 「決断はシーズン終わりに下す。違うリーグからやって来て、バルサで違いを生み出す選手となるのは決して簡単ではない。彼に必要なのは、さらなる出場時間と自信を得ることだ」 一方で、現行契約が2024年夏までとなっているMFセルジ・ロベルトについては「残ってくれることを願っている」と引き留めた。 今シーズン残り試合に向けては「現在、2位の座を手にすることだけに集中している」と語ったチャビ監督。現在はジローナに勝ち点差1でかわされて暫定3位となっているが、希望する順位につけることはできるのだろうか。