【ジャパンC展望】ディープ産駒オーギュストロダンを大将格ドウデュースが迎え撃つ…外国馬3頭とも実績十分、日本勢も豪華
【G1展望】ジャパンC(24日・東京・芝2400メートル) 今年は外国馬3頭が参戦。中でも注目はディープインパクト産駒で、G1・6勝を誇るアイルランドのオーギュストロダンだろう。昨秋に米国BCターフも制しており、血統面からも日本の馬場をこなせる下地はある。フランスのゴリアットはキングジョージ6世&クイーンエリザベスSでG1初制覇を飾り、前走も勝利して2連勝の勢いそのままに来日した。名手スミヨンとのコンビで、どんな競馬を見せるか興味は尽きない。また、ドイツのファンタスティックムーンも2走前のバーデン大賞を制してG1・2勝。軽視は禁物だ。 迎え撃つ日本勢も豪華メンバーがそろった。大将格はもちろん、休養明けの天皇賞・秋を完勝したドウデュース。その前走は他馬とは次元の違う上がり3F32秒5の末脚で、現役最強を証明した。イクイノックスと同世代のダービー馬が、昨年4着の雪辱を期す。 斤量面で有利なのはオークス、秋華賞の2冠3歳牝馬チェルヴィニア。心身ともに成長がうかがえ、舞台も望むところか。昨年のジャパンC3着馬スターズオンアースも久々を苦にせず、消耗戦になれば昨年の菊花賞馬ドゥレッツァや、今年の宝塚記念馬ブローザホーンにも出番がありそう。天皇賞・秋4着のジャスティンパレス、同7着のソールオリエンスも叩き2戦目で着実に気配は上向いている。
中日スポーツ