コンテ氏のナポリ指揮官就任が目前に? 会長と会談&夕食、5日にも正式発表か | セリエA
【欧州・海外サッカー 最新ニュース】アントニオ・コンテ氏が、ナポリの指揮官に就任する可能性が高まっている。 コンテ氏と、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が会談を実施し、その後夕食をともにした模様だ。 現在54歳のコンテ氏は、現役時代にユヴェントスやイタリア代表で活躍。2004年に現役を引退すると、以降は指導者の道に転身。古巣ユヴェントスではセリエA3連覇(2011-2012、2012-2013、2013-2014)を経験し、その後もチェルシーでプレミアリーグ優勝1回(2016-2017)やFAカップ優勝1回(2017-2018)、インテルでもセリエAを1回制覇している(2020-2021)。 2023年3月にトッテナムの監督を退任してからは、フリーの状況が続いていたコンテ氏。イタリアメディア『フットボールイタリア』が4日に伝えたところによると、同氏はナポリ指揮官就任に非常に近付いているという。 現地時間4日の午後、コンテ氏はトリノにある自宅からローマに飛び、ナポリのデ・ラウレンティス会長と会談。会談にはナポリのスポーツディレクター(SD)を務めるジョバンニ・マンナ氏も同席していた。 会談後、3人は夕食をとるためにレストランに移動。SNSでは、3人が同じ車に乗って出発する様子を捉えた映像が拡散されている。 また、『フットボールイタリア』は「ナポリは水曜日(5日)にもコンテ氏を新監督として発表する予定だ」と報道。通常、新監督就任の発表はデ・ラウレンティス会長のSNSで行われることが慣例となっている点も伝えた。 2023-2024シーズン、ナポリは二度にわたる指揮官交代に見舞われるなど混迷を極め、最終的にセリエAを10位でフィニッシュ。ルチアーノ・スパレッティ氏(現イタリア代表監督)の下で33年振りのスクデット獲得に輝いた前シーズンから一転、苦悩の1年を過ごした。