大混戦の今年のカシオワールドオープン 制したのはベテラン岩田寛!自身初の年間複数優勝達成
前日スコアを伸ばした中土佐町出身の岡田晃平はスタートの10番でバーディを奪いますが、最終的には4アンダー37位タイと不完全燃焼の大会となりました。 (中土佐町出身 岡田晃平) 「もっとやれたという気持ちがすごく残った試合でした。本当に地元の方が応援してくれて、期待に応えることができなかったんですけど、本当にうれしく思いましたし、また来年もこういうふうに来ていただけたら嬉しいと思います」 一方の上位陣、注目の石川遼はトップと1打差3位からと優勝を狙える位置でスタート。要所でらしさを見せるものの4バーディー4ボギーとスコアを伸ばせず大会初優勝はなりませんでした。 混戦を制したのは43歳ベテラン岩田寛!トップと2打差6位スタートの岩田は、このコースを「苦手」と話していましたが、最終日の後半9ホールで合計5つのバーディーを奪うバーディーラッシュ!最終ホールも2打目をバンカーに入れますが…見事なリカバリーでパーをセーブ。後続にも岩田のスコアを上回る選手はおらず大会初優勝を決めました。 表彰式の前には今年のよさこい祭りの大賞チームとらっくよさこい(ちふれ)が祝福の舞を披露! 岩田はこれで今季2勝目。年間に複数回の優勝は自身初の快挙です。 テレビ高知からは石川充宏(いしかわ・みつひろ)作・王妃のトルソ「しなやかな」が贈られました。 (今季2勝目 岩田寛) 「年間2勝したことがなかったのですごく嬉しいです。誰も僕のことを応援してくれていないだろうなと思いながら試合しているんですよ。でもいつも応援してくれる人がいるんです。感謝しています」 なお、注目の賞金王争いはトップの平田憲聖と2位の金谷拓実が共に8アンダー16位タイで並び、賞金王決定は最終戦に持ち越しになりました。
テレビ高知
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