間宮祥太朗主演『ハスリンボーイ』ヒロインに横田真悠! 謎の青年役で一ノ瀬颯も出演
<コメント本文>
■横田真悠(里中由佳子役) ――本作のオファーを受けた際のお気持ち、脚本や原作を読まれての感想を教えてください。 このようなストーリーの作品にお声掛けいただいたのは初めてだったのでうれしかったですし、紅一点のような、女性の登場人物がほとんど出てこないお話なので、新しい感覚に出会えるんじゃないかなととても楽しみでもありました。 原作・脚本を読んでハスリンボーイの世界観に惹き込まれていったのを覚えています。素直に面白かったですし、「そういう仕事があるんだ」と知らない世界のお話でのめり込んでいきました。人との絆も感じられますし、自分にとってはいいことでも誰かにとっては悪になってしまうんだなと考えさせられる作品でした。 ――由佳子というキャラクターをどんな人物ととらえていましたか。演じるにあたり心掛けたこと、難しかったことなどはありましたか? 普通と言ったら語弊があるけど、優しくて、自分の思いをちゃんと持っている芯の強い女の子だなという印象でした。行動力もあって、知って傷つくこともあるけどそれでもめげずに行動できるのが彼女のいいところだなと思います。タモツの本当の姿を知ってしまったところで、複雑な過去をもつ由佳子の切ない感情がうまく表現できていたらいいなと思います。 ――共演シーンの多かった間宮さんの印象や、現場での印象的な撮影エピソードなどがあれば教えてください。 間宮さんの人柄の良さもあって和やかな現場でした。誰に対しても優しく接してくださるので、いい現場なのは間宮さんのおかげだなと思いました。物語の終盤のシーンでは、撮影中に長時間両手両脚を拘束されていたので、水分補給するのも、どこかが痒い時も、自分で対応できなくて。何をするにも誰かに手伝ってもらわないといけなかったので、申し訳なかったです(笑)。 ――視聴者へメッセージを。 原作にプラスして、ドラマオリジナルのバックボーンなど一人一人の心情が詳しく描かれているので、より楽しめるかなと思います。また、衣装やタトゥーなど時間をかけて作っていて、世界観を楽しんでいただけるかなと思うので、ぜひ最後まで観ていただきたいです。 ■一ノ瀬颯(ウツロ役) ――本作のオファーを受けた際のお気持ち、脚本や原作を読まれての感想を教えてください。 裏社会を、“道具屋”という今までにない視点から克明に描いた原作に引き込まれ、その世界に“ウツロ”として生きられることに喜びと興奮が入り交じってゾクゾクしました。また、脚本になる上で、ウツロという人物をより細かく魅力的に描いていただいたので、より一層楽しみになりました。 ――本作の重要人物であるウツロというキャラクターを、どんな人物ととらえましたか。演じるにあたり心掛けたこと、難しかったことなどはありましたか? ウツロという人物は、人間らしからぬ冷酷さを持っているのと同時に、人間の根源的な欲求が彼を突き動かす大きな原動力となっているという点では、とても人間らしいキャラクターだとも思っています。彼を演じるに当たっては、相手に弱みを見られたら足元を掬われるような裏社会を生きている人物として、自分をも騙すような仮面を被った人物でいることを心がけて演じました。 ――間宮さんとは初共演かと思いますが、どのような印象を持たれましたか。また、現場での撮影エピソードなどがあれば教えてください。 間宮さんと直接一緒にお芝居するシーンは決して多くはなかったのですが、間宮さんと演じさせていただく際には、自然とウツロになれるような、相手を引き出すお芝居をされていることにとても感銘を受けました。そのおかげで、ウツロというキャラクターを堂々と演じることができ、心より感謝しています。 ――視聴者へメッセージを。 本作は、今までの裏社会を描いた作品とひと味違い、裏社会が身近に存在することを、大学生タモツを通して感じられる作品です。身近だからこそのリアリティかつスリリングな体験をご自身に当てはめて、ぜひ楽しんでいただきたいです。