フィリピン拠点に詐欺か「かけ子」グループの男らを書類送検 被害総額約3億円か
tvkニュース(テレビ神奈川)
高齢者らを狙った架空料金請求詐欺事件で、県警はフィリピンを拠点に活動していた「かけ子」グループの男7人を書類送検しました。 詐欺の疑いで書類送検されたのは、住居不定無職の橋本康大容疑者ら男7人です。 橋本容疑者ら7人は、2019年9月から2020年2月にかけて、共謀のうえ、日本に住む10代~80代の男女143人に対し「利用料金の確認が取れていない」などとうそのショートメールを送り、大手通信事業者などをかたり「携帯電話の未納料金がある」とウソを言うなどして、現金7930万円と電子マネーおよそ1億1980万円相当をだましとった疑いが持たれています。 7人は、フィリピン・ラグナ州の宿泊施設を拠点に詐欺の電話をかける「かけ子」グループで、橋本容疑者はリーダー的な役割だったとみられています。 このグループは複数の詐欺事件に関与したとしてすでに検挙されていて、これまでに149人の男女から現金と電子マネーあわせておよそ3億990万円相当をだまし取ったとみられています。
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