もしかしたらクリスマスケーキにイチゴ間に合わず?小豆島産の「女峰」出荷量は例年の半分程度か【香川】
岡山放送
クリスマスを前に、心配なニュースが入ってきました。クリスマスケーキなどに使われるイチゴの収穫が、香川県の小豆島で始まりました。ある理由から年内の出荷は、例年の半分程度となる見通しです。 真っ赤に仕上がったイチゴ。程よい酸味と甘さを持つ「女峰」です。香川県土庄町の藤原正善さんの農業用ハウスでは、約30年前から栽培しています。 「女峰」は生クリームとの相性がよく、クリスマスケーキ用のイチゴとして親しまれています。しかし2024年は夏の猛暑の影響で花芽の付きが遅れ、年内の出荷量は例年の半分程度となる見通しです。 (小豆島いちご部会 藤原正善会長) 「年内は若干少ないが、味は良く、年が明けると出荷量も増え、たくさんイチゴを届けられると思う」 品質に問題はないということですが、出荷量の減少はどのくらい影響するのか。クリスマスを前に懸念が広がります。
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