石田亜佑美の卒コンはロイヤルブルーに染まった

　ハロー！プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。’24」の石田亜佑美（27）が6日、横浜アリーナで行われた秋のコンサートツアー「WE　CAN　DANCE　！～Bla　Eld～石田亜佑美　FINAL」に出演。2011年9月のグループ加入から約13年にわたるグループでの活動に幕を降ろした。 【写真】名残惜しそうにファンに手を振るあゆみん 　同公演は全17会場35公演をめぐった秋ツアーの千秋楽で、石田の卒業公演も兼ねて行われた。 　石田のメンバーカラー・ロイヤルブルー色に染め上げられた横アリに颯爽と登場した13人。オープニングから石田を中心とした圧巻のダンスナンバー「勇敢なダンス」で会場のボルテージをブチあげると、最新シングル「最KIYOU」や「恋愛レボリューション21（updated　23　Ver．）」を次々とパフォーマンス。メンバーたちは会場を縦横無尽に駆け回り、輝く笑顔でファンに手を振った。 　また、この日のMCでは後輩たちから「今だから言えること」をぶつけられ、大盛り上がりとなった。横山玲奈からは、メンバーとのショッピングの際に買い物カゴをガン見する〝習性〟を暴露され「卒業後は周りにメンバーいないですから。他のお客さんのカゴとか見ないようにしてくださいね。怪しいですよ（笑い）」と本気のアドバイスを受けることに…。 　さらに櫻井梨央から「パフォーマンス中にメンバーに笑ってもらいたくて助けを求めすぎです！」と指摘されると、横山も「しかも通しリハーサルで笑わせてくる！　後輩は歌に踊りに必死だから！」と〝追撃〟。これには石田もタジタジで「本番はちゃんとやったから！」とキュートな表情で弁明していた。 　アンコールでは憧れだったというブルーのゴージャスな卒業ドレスを着用し、感謝の手紙を読み上げた。特に、絆の深かった10期メンバー（工藤遥、飯窪春菜、佐藤優樹）には「10期が1番10期を好きなところが大好きです」「どぅー、はるなん、まー。出会えて良かったよ。ありがとう」と涙ながらに絞り出した言葉で愛情を伝えた。 　また「あなたが応援してくれたアイドルは今、最高に幸せです。この魂に灯した青い炎は絶対に絶やしません。舞台が好き、ダンスが好き、宮城が好きっていう思いで何でもやってみたいと思います。モーニング娘の石田亜佑美と出会ってくれて、好きになってくれて本当にありがとうございました」とファンへの感謝の思いを述べた。 　その後は「私のでっかい花」をソロ歌唱。ライブで初めてラップを担当したり、急遽メインパートを経験するなど、自身にとってもファンにとっても思い入れの詰まった楽曲をチョイスし、石田らしいパワフルなパフォーマンスで観客を魅了。 　最後は「いいことある記念の瞬間」「ENDLESS　SKY」「青空がいつまでも続くような未来であれ！」と続けてパフォーマンスし、マイクを使わずに「13年間本当にありがとうございました！」と感謝。デビュー時はひな鳥だった石田が、立派な〝青い鳥〟に成長してグループを巣立っていった。