【速報】「見た目は男性、心は女性」と偽り… マッサージしながら性的暴行やわいせつ 57歳男に懲役6年の実刑判決「性自認を偽って警戒を解いた狡猾な手口」
検察側は懲役7年を求刑「再犯可能性高い」
これに対し検察側は、「『心は女性』『マッサージができる』などと言って、警戒心を薄れさせ、性的接触をしても抵抗しがたい状況を作って犯行を繰り返していて、巧妙で手慣れた手口。再犯可能性は高い」として、懲役7年を求刑していました。
「性自認偽り警戒を解いた狡猾な手口」懲役6年の実刑判決
大阪地裁堺支部は3月27日の判決で、唯一の証拠とも言える各被害者の証言について、「被害女性らに、被告を陥れるために虚偽供述をする動機は見当たらない。当時の心境を交えつつ迫真的かつ具体的に供述していて、核心部分は信用できる」と指摘。すべての起訴内容を認定しました。 そして「性自認を偽ったり、マッサージに関する知識を強調したりして警戒を解いたうえで犯行に及んでいて、狡猾な手口。各被害者との関係における立場上の優位にも付け込んだ」と指摘。 性犯罪ではないものの前科があることも踏まえ、渡辺和美被告に懲役6年の実刑を言い渡しました。 (MBS大阪司法担当 松本陸)
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