【速報】その瞬間、斎藤知事は「表情変えず」不信任案提出は「86名一同を代表して」このあと白か青か…記名式投票で可決へ
19日の兵庫県議会。 午後3時15分ごろ、補正予算案が可決したあとに、最大会派の自民党から、斎藤知事の不信任を話し合う「動議」が出されました。「異議なし」となり、議事日程に、斎藤知事に対する不信任決議案についての審議が追加されました。 【LIVE】パワハラ疑惑の斎藤知事 兵庫県議会は休憩はさみ不信任案このあと提出へ 動議が出された瞬間、斎藤元彦知事は、表情を変えずにその様子を見守っていました。 そして、議会は一度休憩に入りました。
◆議会運営委員会で決まったこと
その後、議会運営委員会が開催され、この後の手続きが決まりました。 ・不信任案の提案と提案内容の説明 ・各会派などによる討論 ・記名採決 ・議長にも投票権があり、4分の3の賛成で可決 議員には白票と青票の2枚が配られ、不信任案に賛成の場合は白・反対の場合は青を投票するということです。 本会議の再開は午後4時15分が予定されています。
◆不信任決議案提出「86名一同を代表して」
午後4時15分から再開された県議会、この席で、斎藤元彦知事に対する不信任決議案が提出されました。 まず自民党県議から提案内容の説明がありました。 戸井田県議は、「自民党、維新の会、公明党、ひょうご県民連合、日本共産党及び無所属議員、すなわち本県議会議員86名一同を代表して、決議案第3号、斎藤元彦知事の不信任事案に対する決議案の提案説明を行います」として、議会一体であることを強調しました。 提案説明を終えると、各会派による討論がはじまりました。 1人目の維新県議は「賛成」の立場で討論しました。徳安議員が討論後に一礼すると、斎藤知事も軽く頷いて一礼しました。 2人目の公明県議は「賛成」の立場で討論しました。越田議員の討論が終わると、斎藤知事はその姿をじっと見つめていました。 3人目のひょうご県民連合の県議は「賛成」の立場で討論しました。迎山議員の討論が終わると、斎藤知事は、軽く一礼しました。 4人目の共産党の県議は「賛成」の立場で討論しました。5人目の無所属の県議は斎藤知事の祖父のエピソードを交えながら「賛成」の討論をしました。 そして最後、6人目の県議も「賛成」の立場。討論を終えると採決へすすみ、可決する公算が高いとみられています。
◆斎藤知事の選択は…
けさ登庁した斎藤知事は、可決後の自身の判断については、「不信任決議は大変重いので、仮に成立した場合は、法律の規定に沿って自分としてどのような判断をしていくかを考える。様々な選択肢をしっかり考える」と述べました。 可決した場合、斎藤知事には、10日以内に議会を解散する、10日過ぎて失職する、もしくは自身で辞職する、といった判断が考えられます。