16日~17日 荒れた天気 激しい雨や落雷に注意 週末は30℃以上の真夏日も
明日15日(水)は太平洋側で午後は雨が降るでしょう。16日(木)~17日(金)は大気の状態が不安定になるため、あちらこちらでにわか雨や雷雨がありそうです。急な激しい雨や落雷などに注意が必要です。週末は夏日地点が続出し、内陸では30℃以上の真夏日になる所もあるでしょう。
明日15日(水) 午後は太平洋側で雨が降る
明日15日(水)は日本の南にのびる前線の影響で、午後は太平洋側を中心に雨の範囲が広がるでしょう。関東でも夜になると雨の降る所がありそうです。お帰りが遅くなる方は雨具をお持ちになってください。 日中は太平洋側でも日の差す所があり、最高気温は25℃くらいまで上がる所が多いでしょう。湿度も高くて、ムシムシとした暑さになりそうです。風通しをよくして、お過ごしください。
16日(木)~17日(金) 大気の状態不安定 落雷やヒョウなどに注意
明後日16日(木)は、上空5500m付近にこの時期としては強い寒気(マイナス21℃以下=平年より8℃ほど低い)を伴った低気圧が、17日(金)にかけて本州付近を通過するでしょう。 16日(木)の日中は日差しが届き、気温がグンと上がります。一方で、上空には寒気が流れ込むため、大気の状態が不安定になるでしょう。午後は日本海側を中心にあちらこちらで、にわか雨や雷雨がありそうです。急な激しい雨や落雷、ヒョウ、突風などにご注意ください。関東甲信でもにわか雨や雷雨の可能性があります。 中部山岳など標高2000メートル以上の山では、雨ではなく雪になる可能性があります。路面状況の変化にご注意ください。登山を予定されている方は無理のない計画を立てましょう。 17日(金)は低気圧の進路にあたる東北や北海道で、天気の急変に注意が必要です。風が強まり、荒れた天気になる所もあるでしょう。今後も最新の気象情報をこまめにチェックしてください。
最新の情報 どこを見たら 何がわかる?
最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。 ①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。 ②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。 ③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。