カズ、現役続行を宣言「次こそは勝利とゴールを届けられるようにやっていきたい」
ポルトガル2部オリベイレンセでのシーズンを終えた元日本代表FW三浦知良(57)が21日、羽田空港着の航空機で帰国し、プロ40年目を迎える来季について「たくさんの選択肢があるわけではない。自分がどこでプレーして、サッカーをしながら幸せを感じるかが大事。決める条件は自分の中にあるけど、しっかり休んで決めたい」と語った。 昨年2月に横浜FC(現J2)から期限付きで移籍し、今季はリーグ戦5試合を含む公式戦6試合出場無得点。「プロとしては試合に出て結果が出ないといい結果とはいえない。厳しいシーズンだった。悔しい」と振り返った。 オリベイレンセへの残留について「可能性は低い」と言明。今後は日本復帰を視野に入れ、「次こそは勝利とゴールを(ファンに)届けられるようにやっていきたい」と現役続行に意欲を示した。 今季限りでの引退を表明した元同代表MF長谷部誠(40)=フランクフルト、元同代表FW岡崎慎司(38)=シントトロイデン=について言及。「これまで以上に日本のサッカー界、アジアのサッカー界、世界のサッカー界で、日本を代表して活躍してほしい」と労をねぎらった。