話題の韓ドラ『涙の女王』。ドラマをヒットに導いた【キム・ジウォン】の魅力にフォーカス!
『愛の不時着』超えの視聴率を叩き出した『涙の女王』。脚本の面白さはもちろんのこと、なんと言ってもヒロインを演じたキム・ジウォンなしには、ここまでの大ヒットには至らなかったはず! そんな韓ドラ追っかけ班も夢中になっているキム・ジウォンについてアツ~く語りながら、見逃し厳禁なおすすめ主演ドラマをご紹介します。 【写真】韓ドラ追っかけ班も夢中の韓国ドラマ
韓ドラ班が推す【キム・ジウォン】の魅力ポイント!
【さすらいのライター山崎's Recommend Point!】 これまで、彼女の美貌を疑ったことは一度もありません。そう、この方、キム・ジウォン。一気に知名度を上げた『相続者たち』のユ・ラヘル役しかり、最高視聴率41.6%という脅威の数字を叩き出した『太陽の末裔 Love Under The Sun』のユン・ミョンジュ役しかり、パク・ソジュンと共演した『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』のチェ・エラ役しかり、ソン・ソックとの関係性にドギマギさせられた『私の解放日誌』のヨム・ミジョンしかり。セレブな敵役からエリート女性兵士、勝気なデパート案内係に社交性ゼロの契約社員と、その役柄はさまざまだけど、彼女の持つアクのない美しさは、それゆえどんな役柄にもするんとなじんでなりきってしまうとでも言いましょうか。 個性派というよりは、むしろ正統派という言葉が似合うタイプ。もちろん私の個人的主観ではありますが、デビューのきっかけがそもそもスカウト(中学三年の時らしい)だったという彼女の経歴を見てしても、ただ道を歩いているだけでも視線を惹きつけてしまうビジュアルを幼い頃から持ち合わせていたに違いないと思われる次第です。とはいえ、私的には美しいけれど、ちょっぴり凡庸?……と多少なりとも思わないこともなかったというか。むしろ、だからこそあの名作『私の解放日誌』の感動が生まれたとも言えなくはないのですが、ここ最近の流行りは、個性派のほうにあるようで、ちょっとアグレッシブだったり、少々変わり者だったり、凡庸よりも際立った個性を持っているほうが、断然、心に残る……とでも言いましょうか。ってことは、正統派は今や個性派の中に埋もれてしまう存在なのか……そう、思っていたところに、かの『涙の女王』ホン・ヘインです。 脇役陣は、あの敵役モ・スリを演じたイ・ミスクを筆頭に、個性派俳優のオンパレード。しかも、それぞれにかなりいい味出しているんですよね、みんな。なのに、これが埋もれない。ホン・ヘインの奥から光を感じるハーフマットな肌感は気品そのものだし、細めに整えたなだらかな眉は瞳の深い輝きをより上品に際立たせているし、ワンレングス風の艶やかな黒髪は本音を覆い隠す神秘のベールのようにも見えるし。洗練に磨きをかけた正統派はやっぱり強い、と唸らずにはいられません。だからなのか、そのクールな言動に隠されたホン・ヘインの心根が、より微笑ましく映るし、より多くの涙を誘うわけでして。今後も、ますます磨かれていくであろう正統派キム・ジウォンに期待大です。