熊本城の進む復旧工事を公開 旧細川刑部邸・宇土櫓
熊本朝日放送
熊本地震からの復旧工事が進む熊本城で旧細川刑部邸と宇土櫓の解体工事が報道公開されました。 熊本地震で被災後、立ち入り制限されていた旧細川刑部邸。県指定重要文化財の主屋や茶室など12の建造物の建具や土壁など一部を取り除く工事が始まり、その後耐震補強を施して2028年2月までに復旧を目指します。 去年12月から解体が始まった宇土櫓でも。きょう5日から櫓最上部の部材を取り外す作業が始まりました。 これまでの解体で地震による柱の破損やシロアリ被害などが明らかになっています。今後解体した部材の調査も行います。 2026年1月末に工事が完了する見通しで、その後櫓下の石垣の補強を検討し2032年度中の復旧をめざしています。