「みんなぼろぼろ泣きながら」体操男子が金メダルの前日に涙のミーティング 大逆転の裏には熱い結束
最終種目での大逆転劇を演じ、リオオリンピック以来8年ぶりの団体金メダルを手にした体操男子団体。試合前日には全員で涙を流し金メダルへの熱いミーティングが行われたと明かしました。 【画像】岡慎之助 パリ五輪18演技ノーミス 3冠つかんだ美しい演技と“諦めない気持ち” 種目別の平行棒では惜しくも6位でメダルを逃すも、団体で金メダルを手にした谷川航選手は前日のミーティングについて、「予選で中国に負けて2位だったんですけど、それじゃ嫌だとキャプテンの萱和磨選手が言い始めた。それで一人ひとり負けたくない気持ちを言っていったら、本当みんなぼろぼろぼろぼろ泣きながら、僕はそこで絶対勝ちたい、負けたくないというふうになったし、みんな多分そういう気持ちだったので、そこでまたチームが一つになって、同じ目標に向かっていけたというのはあると思います」と全員で涙を流し鼓舞しあったといいます。 さらに、団体の金に加え、日本勢4連覇を成し遂げた個人総合、さらに種目別の鉄棒で金、平行棒で銅と4つのメダルをつかんだ岡慎之助選手も、「勝ちたいという思いもあったし、みんな代表決まったときから金メダル取れるチームだと言われ続けてきたので、本当に明日(団体)はミスのない演技でつなげて頑張ろうって」と気持ちを切り替えるきっかけとなった涙のミーティングについて語りました。