質はいいのに知名度イマイチ…認証開始から4年、地域ブランド「薩摩のさつま」43商品の販路拡大へ関係者が動き始めた
協議会の堀之内力三幹事長(45)は「この3年間で事業者同士のつながりは強くなった」と手応えを口にする。一方、各事業者がもうけを生み出して持続的な経営を進めるため、「卸売業者との価格交渉力を養う必要がある。協議会を中心に協力しながら、ブランド価値を高めていきたい」と将来を見据えた。 ■薩摩のさつま さつま町、JA北さつま、町商工会、町観光特産品協会が連携して「薩摩のさつまブランド推進協議会」を2021年に立ち上げた。さつま町が好きであること、町ふるさと納税返礼品に登録できるなど独自の基準で認証。現在の認証品は農畜産物から焼酎、工芸品などジャンルは幅広い。売り上げの一部は教育・スポーツ振興の支援に充てる。第1弾として、23年度に宮之城中学校の生徒が利用するバス待合所にベンチを設置した。
南日本新聞 | 鹿児島