〔東京株式〕底ばい=ドル円一段高も輸出株安い(25日後場寄り付き)
(後場寄り)日経平均株価は底ばい状態。引き続き幅広い業種がマイナス圏で推移している。現物取引の昼休み中、外国為替市場ではドルが対円で小幅に水準を切り上げたが、自動車など輸出関連株が持ち直す様子はない。 (前引け)【プライム】上値追いの材料に乏しく、前日大きく上昇した反動で幅広い業種が利益確定売りや戻り待ちの売りに押された。日経平均株価の午前の終値は前日比641円97銭安の3万7818円11銭、東証株価指数(TOPIX)は34.00ポイント安の2676.73と、ともに大幅下落。 77%の銘柄が値下がりし、21%が値上がりした。出来高は7億9020万株、売買代金は1兆9818億円。 業種別株価指数は33業種すべて下落し、鉱業、輸送用機器、電気機器、機械、精密機器の下落率が大きかった。 【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高2億6863万株。 【グロース】グロース250は軟調。グロースCoreは大幅安。 (10時06分)日経平均株価は安値もみ合い状態。前日の上昇については「上昇要因がいまひとつ明確でなかった」(国内証券)と話す向きもあり、前日強かった製造業を中心に幅広く下落している。ドル円相場は1ドル=155円台に乗ったが、介入警戒感がくすぶる中で為替の円安をはやす雰囲気はない。 (寄り付き)日経平均株価は反落して始まった。前日の大幅上昇を受けた利益確定の売りなどが先行している。始値は前日比394円17銭安の3万8065円91銭。