福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手 現役引退を表明 出身地・島根県出雲市からもねぎらいと惜しむ声
島根県出雲市出身でプロ野球・福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手が、5日、現役引退を発表しました。 【写真を見る】福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手 現役引退を表明 出身地・島根県出雲市からもねぎらいと惜しむ声 チーム最年長の43歳、「松坂世代」最後の1人の引退に地元からもねぎらいと惜しむ声が上がっています。 福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手 「私、和田毅は今シーズンをもって引退をします。(引退について)ある程度固まってきたのは今年の7月過ぎくらい。そのくらいには自分の中ではほぼほぼ固まっていました。」 「22年もプロ野球やらしてもらって感謝しかないです。球団の方からは(今後のことなど)しっかりやれたらと言ってもらっている。すごくありがたい話ですし、自分としてもやっていきたいと思っています。」 引退会見は5日、午後5時から開かれました。 和田投手は、1981年生まれの43歳。 出雲市出身で、浜田高校から早稲田大学に進み、2002年のドラフトで当時の福岡ダイエーホークスに入団。新人から5年連続で2桁勝利を挙げるなど、ホークス左のエースとして活躍。 メジャーリーグにも挑戦し、日米通算165勝を上げました。 和田投手は地元への思いも強く、毎年、自らが島根県出雲市で開く少年野球大会の会場にも姿を見せていました。 引退のニュースを聞いた地元・出雲市の人たちは。 「そうですね、主人がほとんど野球を見てまして、ちょっともったいないですね」 「なんかまだできそうかなって思ったんですけど、もうちょっと松坂世代頑張ってほしかったなと思います」 「ケガも多かったね、もう1年くらいはいけると思ったけどね。本人は契約するとかそういう話じゃなかったかね、残念やね」 また、浜田高校時代、野球部の監督として和田投手を指導した新田均さんのところには、前日、直接電話がありました。 島根中央高校 男女硬式野球部 新田均 統括顧問 「毎シーズン、40歳過ぎて、昨年も一昨年もシーズン中にも、いつ引退するかなって考えは持っていたと思います。そういう話を昨日(電話で)してくれたんですけど、それがたまたま今年になったということで。今度12月帰ってくるから食事しながら色んな話をしましょうという話で電話は切りました。実際は20年よく頑張ったねということだろうと思います」