華道の家元・池坊では、新春を祝う恒例行事の「初生け式」が行われました。 京都市にある華道の家元・池坊には、全国から華やかな着物姿の門下生およそ800人が集まりました。 新年に華道の精進を誓う「初生け」は、室町時代に始まったとされています。 門下生は次期家元の池坊専好さんの指導を受けながら、新年への思いを込めて季節の花を生けました。 【門下生たち】 「縦に1本にしたところが上手にできた。みんなと笑顔でいられる1年を過ごしたい」 「お稽古事を一生懸命頑張って精進したい」 次期家元も「すべてのいのちが輝く未来に向かって歩むことができるように」という願いを込めて、「初生け」を披露しました。