北海道大学生暴行死 交際相手の女「嫉妬心が強い」 同級生が明かす“執着トラブル”
■専門家「エスカレート型犯罪」
今回の事件、逮捕された少年らは調べに対し、こう話していることが新たに分かりました。 逮捕された少年ら(捜査関係者から) 「長谷さんのキャッシュカードを使って現金を引き出した。現金は分け合った」 被害額は十数万円とみられ、札幌市内のコンビニのATMから現金を引き出す様子が防犯カメラに映っていたといいます。 警察は、容疑者らが長谷さんに暴行しながらキャッシュカードの暗証番号を聞き出した可能性があるとみて経緯を調べています。 若者の犯罪心理に詳しい専門家は次のように話します。 犯罪心理学者 出口保行氏 「今回の事件は非常に場当たり的に行われている。基本的には(被害者の)服を脱がせて、所持品を加害者が手にした時にそういうものがあることに気付いて、お金を下ろすなり現金を窃取するなりしたのではと思う」 なぜ、男女6人は長谷さんが亡くなるまで暴行を続けたのでしょうか。 出口氏 「集団心理の中で『ここで止めたら自分に矛先が向くのでは』と恐怖心がある。それがあると、どんどんエスカレートするしかなく、誰かが『止めよう』というのも難しくなる。こういうのは負の相乗効果があってエスカレートしていく、長時間化していくということが十分考えられる。特に青少年の場合はこのエスカレート型の犯罪が非常に多い」 (「グッド!モーニング」2024年11月3日放送分より)
テレビ朝日