マリナーズがサービス監督を電撃解任 序盤は地区首位も徐々に失速
◆ 現在64勝64敗、再浮上への起爆剤となるか!? マリナーズは22日(日本時間23日)、スコット・サービス監督(57)の解任を発表。後任監督にはマイナーで特命コーディネーターを務めていたダン・ウィルソン氏(55)が就任する。 シーズン序盤はア・リーグ西地区で首位を快走していたマリナーズだったが、6月19日以降は20勝32敗と苦戦。直近9試合はドジャースにスイープを喫するなど1勝8敗と黒星を重ね、現在64勝64敗で地区2位。同地区首位・アストロズに5.5ゲーム差、ワイルドカード争いでもポストシーズン進出圏まで7.5ゲーム差をつけられている。 サービス監督は2016年からマリナーズを指揮。地区優勝こそないが、2022年は90勝72敗でポストシーズン進出を果たした。後任となるウィルソン監督は1994~2005年までマリナーズで捕手としてプレー。現役時代はイチロー氏らとともに地区優勝を経験し、当時クローザーを務めていた佐々木主浩氏ともバッテリーを組んだ。
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