下呂温泉花火ミュージカル開幕 温泉街各所でイルミやライトアップも
下呂温泉花火ミュージカル冬公演が、岐阜県下呂市の下呂大橋上流の飛騨川河畔で始まった。温泉街一帯では恒例のライトアップやイルミネーションの点灯も始まり、光が織りなす冬の風景が観光客を楽しませている。 下呂温泉観光協会などでつくる実行委員会が、毎年開いている。 花火は21日までの毎週土曜日午後8時から15分間、仕掛け花火7千発を打ち上げる。24日午後8時からは「クリスマス特別公演」として仕掛け花火1万発のほか、打ち上げ花火千発などを打ち上げる。 初回では、観覧場所のしらさぎ緑地公園(同市幸田)に多くの観客が集まり、音楽に合わせて打ち上がる花火に歓声を上げる姿が見られた。 また「下呂温泉ウインターイルミネーション」として、温泉街の各所でイルミネーションの点灯やライトアップも始まった。同公園には電飾をまとったモミの木などがお目見えしたほか、温泉街を通る阿多野谷の欄干には雪の結晶を描いたあんどん100基も設置され、スマートフォンで写真を撮る観光客でにぎわった。イルミネーションは来年3月下旬まで行われる。 (原田大介)
岐阜新聞社