ウィリアム皇太子とキャサリン妃、がん治療後初の共同公務
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【10月11日 AFP】英国のウィリアム皇太子(Prince William、42)とキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales、42)は10日、キャサリン妃のがん化学療法後初となる共同での公務を行った。ケンジントン(Kensington Palace)宮殿が発表した。 ケンジントン宮殿によると夫妻は、7月に刃物を持った17歳少年がダンス教室を襲撃する事件が起きたイングランド北西部のサウスポート(Southport)を訪問した。訪問の目的は「地域社会の支援と事件後に町がどのように回復しているかを確かめるため」とした。事件では子ども3人が刺されて死亡している。 夫妻は緊急当局者と面会。先に犠牲者遺族と会っていたキャサリン妃は「当日の対応に人々がどれだけ感謝しているか」を伝えた。 英メディア、プレス・アソシエーション(PA)によると同妃は「彼らに代わって言います。ありがとう」と当局者らに述べた。 ウィリアム皇太子も「全員がヒーロー。自身を大切に。急いで仕事に戻らないでください」と述べた。 宮殿によると夫妻は、緊急当局者らへの精神的健康面への影響について専門家からも話を聞いている。 映像は10日撮影・提供。(c)AFPBB News