昨年比5倍サイズ! 東京オートサロン2025のパナソニックブースで未来を感じてきた
急きょ展示の決まった注目の技術とは!?
また、急きょ展示が決まったという「スマートステーション」は、従来よりも多機能なHUD(ヘッドアップディスプレイ)を備え、クルマを運転するドライバーの移動体験を変えるもので、未来を感じさせるコンテンツです。
基幹となる技術のHUDは、従来よりも映し出される範囲を大幅に広げたもので、HUDの背景を自由に変えられます。必要最低限のメーター表示にしたり、パソコンやスマートフォンなどの壁紙のように、好きな画像を固定表示したり、停車中にミニゲームにチャレンジできたりと多機能なHUDです。 シートにも工夫がされており、運転時の警告がある際はHUDと連動してシートの座面を振動させ、ドライバーに注意喚起をする機能を実装。ヘッドレストに埋め込まれたスピーカーはドライバーのみに音を伝える指向性の高いスピーカーで、同乗者と違う曲を聴くことも技術的には可能と担当者は言います。
最新モデルのカーナビから事業者にうれしいナビアプリも!
その他にもタブレットやスマホに対応した法人向けのカーナビアプリとして「Gorillada PRO(ゴリラーダ プロ)」が展示されています。 同アプリはインフラなどの保守点検や、ビジネスパーソンの営業活動などの際に、作業管理者側が持つ「行き先リストを作るのが手間」などといった問題と、作業者側が持つ「作業予定の場所が住所で検索できない」「地図アプリで行き先を調べたいが圏外で使えない」といった課題を解決・効率化する業務改善アプリケーションです。 地図のインターフェースなどはパナソニック オートモーティブシステムズが展開するカーナビゲーションのストラーダを踏襲しており、一般道優先、高速優先など複数のルート候補を出すことも可能です。 すでにGorillada PROを利用している事業者もいるといい、その評価は上々といいます。
カーナビステーション「ストラーダ」の最新モデルの展示も行われています。 複数の動画配信サービスをクルマの中にいながら視聴できる「ネット動画機能」を搭載しており、お気に入りのコンテンツをクルマの中でも手軽に楽しめるとしています。ストラーダ最新モデルは来場者が自由に触れるようになっており、担当者は「ぜひ最新モデルを触って、その魅力に気付いていただきたい」とアピールしていました。 パナソニック オートモーティブシステムズのブースは東ホール8にあり、ブースではアンケートに答えるともらえるノベルティも用意されています。
くるまのニュース編集部