マリオット系ホテルが1泊1万2700円から アジア・日本初の「ビジネスホテルブランド」開業
マリオット系ホテルが「低価格帯」ブランド
世界各地で、リッツカールトンなどのラグジュアリーホテルを展開するマリオット・インターナショナルは、日本で初めて、「低価格帯」のビジネスホテルを開業しました。 【動画で観る】マリオット系ホテルが1泊1万2700円から アジア・日本初の「ビジネスホテルブランド」開業(提供:マリオット・インターナショナル)
■価格帯が最も低いマリオット アジア初・日本初開業
阪急大阪梅田駅から徒歩8分の場所にオープンした「フォーポイントフレックスbyシェラトン」。 マリオット系列の中では、価格帯が最も低いビジネスホテルブランドで、アジア初・日本初の開業となります。 部屋数は全部で220室あり、シングルの部屋の大きさは、14平方メートルとコンパクト。 価格は1万2700円からです。
ダブルは1万5500円から、ツインの部屋が一番大きく、18平方メートルで、価格は1万7800円からだということです。 (他にも車いす対応などのアクセシブルシングルやダブルもあり※価格は異なる)
マリオットはこのホテルを全国の観光地を中心に展開することで、ビジネス目的での利用だけでなく、インバウンド客のニーズにも応えたいとしています。 【マリオット・インターナショナル・アンソニー・カプア―ノCEO】「ビジネス客に限らず、レジャーのお客さんにも需要がある。日本における観光需要は上昇していて、主にアメリカや中国から来るインバウンド客による手頃な価格帯のホテルの需要は非常に顕著に現れている」
またカプア―ノCEOは、高級ホテルブランドであるマリオットが低価格帯のホテルを展開することについて顧客の滞在目的にあわせて自社のブランドのファンを獲得することにあると言います。 【マリオット・インターナショナル・アンソニー・カプア―ノCEO】「出張の際、フォーポイントフレックスに泊まった同じ客が、家族旅行ではリッツカールトンに泊まるかもしれない。旅の目的によって、滞在場所は変わる」
「フォーポイントフレックスbyシェラトン」は、来年上旬までに大阪のほかにも、京都や神戸など全国10都市に、合わせて14のホテルを開業する予定です。
関西テレビ