関脇貴景勝が首痛で休場 再出場せず、大関復帰消滅
大相撲の西関脇貴景勝(28)=本名佐藤貴信、兵庫県出身、常盤山部屋=が秋場所3日目の10日、首の痛みにより休場した。10勝以上で1場所での大関復帰を目指した今場所は場所前から稽古不足。初日から2連敗と精彩を欠いていた。 師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)によると再出場せず、今場所での大関返り咲きが消滅した。2日目の取組後に「首の状態が良くない。休場させてください」と申し出があり、進退についての言及はなかったという。 同親方は「28歳になったばかりで続けたい気持ちは強いと思う。今のところは(現役)続行すると思うが、本人の思いを尊重したい」と語った。