カターレJ2王手 PO準決勝、引き分けで決勝進出
●松本と決戦 サッカーJ3・3位のカターレ富山は1日、富山県総合運動公園陸上競技場(県総)で6位のFC大阪とJ2昇格プレーオフ(PO)準決勝を戦い、1―1で引き分けた。規定により、リーグ上位の富山が7日の決勝(県総、午後2時キックオフ)に進んだ。【19面に関連記事】 対戦相手となる4位の松本山雅FCは1日の準決勝で5位の福島ユナイテッドFCに1-1で引き分け、勝ち上がった。富山は勝つか引き分けると、11年ぶりのJ2復帰が決まる。 【トーナメント表】J2昇格プレーオフ 富山は前半36分、MF松岡大智(滑川市出身)のクロスをFW碓井聖生(上市町出身)が左足で折り返し、ゴール正面のMF布施谷翔がヘディングで合わせ、リーグ最少失点(31点)の大阪から先制した。 前半アディショナルタイムに1点を返され、同点で迎えた後半29分、DF鍋田純志(富山市出身)とMF坪川潤之を投入。5バックで守備を固めて引き分けに持ち込んだ。 ●小田切監督「決勝進むことが重要」 小田切道治監督は「(大阪の猛攻を)しっかり耐えたことは素晴らしい。決勝に進むのが一番重要で、そのために選手たちが何をするべきかを考え、全うした結果」と振り返った。