「地元愛ないとできることじゃない」38歳の元“おバカタレント”故郷の旅館購入に称賛の嵐
12月23日、タレントのスザンヌ(38)がインスタグラムを更新。熊本県PRマスコットキャラクターのくまモンとハグする様子など、あるイベントの風景を投稿した。 【写真あり】地元の旅館を買い取った38歳の元“おバカタレント” スザンヌは今年7月、自身が社長を務める会社の新事業として、後継者不足で閉館した熊本市の老舗旅館「龍栄荘」を購入。カフェや温泉、イベントスペースを構える宿泊施設に改装し、来年2月に「KAWACHI BASE 龍栄荘」としてオープン予定だ。 冒頭のイベントは、同施設のカフェの先行オープンイベントだった。同日は熊本県の木村敬知事や熊本市の大西一史市長らも駆け付け、もち投げや鏡開きなども行われ、大きな盛り上がりをみせた。 スザンヌといえば、07年に初出演したバラエティ番組『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)で珍解答を連発し、里田まい(40)らと共に“おバカタレント”として一世を風靡した。11年に元プロ野球選手の斉藤和巳氏(47)との結婚を発表し、14年に第1子を出産するも翌15年に離婚。その後、地元の熊本県に活動拠点を移した。 「スザンヌさんは郷土愛が非常に強い方で、東京に住んでいると年に1、2回ほどしか地元に帰れず、大好きな祖母や母にもなかなか会えないと嘆いていたのだとか。元々子育てに関しては『自然豊かな場所で』と考えていたそうなので、離婚をきっかけに当時1歳の息子さんと故郷の熊本県に移住することを決断したようです。 地元に戻ってからは08年に就任した『熊本県宣伝部長』として熊本をPRすることはもちろん、被災者への支援活動を行うことに幸せを感じていると聞きました。今回オープンさせる施設についても、地元の人から愛された旅館を遺すことで大好きな熊本県に恩返しがしたいのだと思います」(芸能ライター) 実際、旅館を買い取ったことを明かした当時、スザンヌはインスタグラムで《わたしは今熊本を、河内を盛り上げたい みんなに来てもらえる場所を作りたいと沸々燃えたぎっております》と並々ならぬ意気込みを投稿していた。そんなスザンヌの地元愛を“形”にした行動に、ネットでは称賛の声が続出している。 《スザンヌさんは偉い、素直に尊敬。タレントさんは焼肉屋などはするけどこういう地元に対しての活動してる人はほとんど居ない こういう方がもっと地方を盛り上げてくれる日本になるといいなと思う》 《「おバカタレント」で売っていたスザンヌが 結婚出産離婚を経由して大学に行って、元からあった地元愛から 老舗旅館を再生させるという心意気は応援したい》 《旅館の名前もしっかり引き継いで、新しいけど古いものを大切にという信念も感じられる》 《知名度も生かしながらこうやって地元の地域活性化に貢献してる人って応援したい。たとえ金儲けだろうとなんだろうと、地元のためにいろいろ頑張ってるのって本当偉いことだよ。多分普通に東京で稼ぐだけでも生活はできると思うし、いろいろ面倒なことも多そうだから、地元愛ないとできることじゃないと思う》