夏に向けてエアコンの試運転は必須! すぐにできる節電方法は?
運転方法を工夫して電気代を節約
夏になるとエアコンの使用時間が増えるので、電気代が一気に上がります。エアコンは運転方法を工夫すると電気代が抑えられるので、その方法をご紹介します。 ■自動運転にする 電気代を節約しようとして風量を抑えると、かえって電気代が高くなります。風量が弱いと室温が設定温度に達するまでエアコンが運転し続けるため、時間がかかります。設定した温度に達するまで、風量を自動で調節してくれる自動運転にすると電気代は安くなります。 ■設定温度と風向きを考慮する 冷房の設定温度を1度上げると、約13%の節電になると言われています。また、冷やされた空気は床付近に溜まりやすいので、温度ムラをなくすために風向きを水平にすると効率よく冷房可能です。また、補助的に扇風機を使って部屋の空気をかき回すようにすると、さらに温度ムラがなくなります。 ■室外機に直射日光を当てない 室外機が熱くなると、放熱しにくくなるので冷房効率が下がります。日よけなどで室外機に直射日光を当たらないようにすると、冷房効果を高められます。 また、室外機の吸い込み口や吹き出し口の近くに物が置いてあると、吸排気に余計な負担がかかるので冷房効果に影響する場合があります。そのため、日よけを作るとともに、室外機の周囲を片付けることも大切です。
エアコンの試運転を済ませ、電気代を節約して夏を乗り切ろう
夏にエアコンを使用する前に、エアコンに異常がないか点検して試運転しましょう。エアコンの温度設定を少し高めにし、風向きを水平にして温度ムラを抑え、室外機に日よけをするなどの工夫をすれば電気代もある程度安くなります。 出典 経済産業省 夏季を迎える前のエアコン試運転の重要性について 経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約 経済産業省 資源エネルギー庁 エネルギー価格激変緩和対策事業 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部