【ヤクルト】ソフトバンクに逆転勝利!ルーキー鈴木に勝ち越し打 村上に3ラン、サンタナ&オスナが連続ソロ弾 山野は今季初勝利
■プロ野球 交流戦 ソフトバンク 3-9 ヤクルト(12日・みずほPayPayドーム) ヤクルトはソフトバンクに逆転勝利。試合は1点を追いかける4回表、3番・長岡秀樹(22)の適時打で同点に追いつくとプロ初出場の鈴木叶(18)がプロ初安打となる適時打を放ち勝ち越しに成功した。さらに5回表、4番・村上宗隆(24)の第14号となる3ラン本塁打、7番・山田哲人(31)の適時打で7-1。7回表には5番・サンタナ(31)に第10号ソロ本塁打、6番・オスナ(31)に第8号ソロ本塁打が飛び出し9ー1とリードを広げた。9回裏に3番手・エスパーダ(27)が2失点を喫するも逃げ切った。 前日のカード初戦ではオスナの適時打で2点を先制。しかし6回まで無失点に抑えていた先発・吉村貢司郎(26)が7回に打ち込まれると勝ち越しを許すそのまま逆転負けを喫した。この試合の先発・山野は今季初登板。スタメンには8番キャッチャーで鈴木が起用され、プロ初出場となった。 打線は1回、ソフトバンクの先発・大津亮介(25)に対し、先頭の西川遥輝(32)がレフト線のエンタイトルツーベースで出塁。2番・丸山和郁(24)は1球で送りバントを決め1死三塁に。3番・長岡は投直に倒れ2死三塁で迎えた4番・村上は中飛。先制の好機も得点を奪えず。 その裏、山野太一(25)の立ち上がりは先頭の周東佑京(28)を三ゴロ、2番・今宮健太(32)を右飛、3番・栗原陵矢(27)を一ゴロに抑え三者凡退に。 しかし3回裏、1死から8番・海野隆司(26)に左二塁打、9番・廣瀨隆太(23)に右安打と連打を放たれると1番・周東にライトへの適時打を浴び、先制を許した。 直後の4回表、この回の先頭、2番・丸山和がライトフェンス直撃の三塁打を放ち出塁すると続く3番・長岡にセンターへの適時打が飛び出し同点に追いついた。さらに4番・村上が中二塁打を放ち好機を拡大。5番・サンタナ(31)は空振り三振に倒れ2死二、三塁から7番・山田は敬遠。満塁となり8番・鈴木が打席に入るとレフトへの適時打を放ち、勝ち越しに成功した。 5回表には1死走者無しから2番・丸山和が四球、3番・長岡が左安打を放ち追加点のチャンスを迎えると4番・村上にライトスタンドへの3ラン本塁打が飛び出し6ー1に。5番・サンタナは三ゴロに倒れるも6番・オスナがセカンドの内野安打で出塁。すると7番・山田がライトへ適時二塁打を放ち7ー1とその差を広げた。 打線の猛攻は止まらず7回表、ソフトバンクの3番手・杉山一樹(26)に対し、1死走者無しから5番・サンタナ、6番・オスナに二者連続の本塁打が飛び出し9ー1となった。 援護をもらった山野は7回94球を投げ5安打1失点と好投。8回は2番手・清水昇(27)が無失点に。9回は3番手・エスパーダが登板するも無死一塁から3番・栗原に2ラン本塁打を浴び9ー3に。しかし後続を抑え試合終了。山野は今季初勝利、打線は中盤以降得点を重ね、ソフトバンクとのカードを1勝1敗とした。