英皇太子が陸軍航空隊大佐に チャールズ国王から直々任命
ミドル・ウォロップ、イギリス、5月14日 (AP) ― チャールズ英国王は5月13日、英国南部の陸軍航空隊基地で行われた式典で、長男のウィリアム皇太子を陸軍航空隊大佐の名誉職に任命した。 陸軍航空隊は、国王の次男で皇太子の弟ヘンリー王子がかつて所属していた連隊で、アフガニスタンに派遣された同王子が2012年の2度目の配属で、攻撃ヘリコプターの副操縦士として任務に就いていたことがあり、大佐の名誉職は同王子が継ぐものとみられていた。 ハンプシャー州ミドル・ウォロップの陸軍基地で行われた式典で、国王はウィリアム皇太子に水色のベレー帽を渡し、自身が31年間務めてきた職務を託した。 ウィリアム皇太子もヘリコプター操縦士としての訓練を受けており、王位継承者として戦地には赴かなかったが、優秀なヘリコプターパイロットであることは国王が保証している。 簡単な任命式の後、ウィリアム皇太子は戦闘服に着替え、ヘリコプターに搭乗、地上整備員の助けを借りてハーネスを装着し、機長の操縦で離陸した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)