<土屋太鳳>「海に眠るダイヤモンド」第2話 注目ポイントは“台風と恋” 「恋愛関係がどう発展するのか」
俳優の神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)で、鷹羽鉱業の職員の娘・百合子を演じている土屋太鳳さん。一見自由奔放に生きているように見えるが、過去の出来事からコンプレックスを抱えているキャラクターだ。第2話(11月3日放送)の放送を前に、土屋さんがコメントを寄せた。 【写真特集】美しい! 百合子を演じる土屋太鳳
ドラマは、明治の初めから戦後の高度成長期にかけ、石炭採掘で発展した長崎県の端島(軍艦島)と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の物語。脚本・野木亜紀子さん、監督・塚原あゆ子さん、プロデューサー・新井順子さんのドラマ「アンナチュラル」「MIU404」(同局系)、映画「ラストマイル」チームが手がけている。
◇土屋太鳳さんのコメント
このドラマを通して、違和感なく当時の端島の魅力を知っていただけるのではないかと思います。通常のドラマだと、恋愛だったら恋愛、仕事だったら仕事、とテーマが分かれてしまいがちですが、この作品は役それぞれの人生を描いていて、その中での恋愛だったり友情だったりの物語があるので、見ていて感情が切れる瞬間がない点が見どころです。
(2話の注目ポイントが「台風と恋」ということで)端島の台風は本当に大変で、海風が激しいので波が覆い被さってくるんです。その状況で百合子の家庭もかき乱されていくのですが、それにより、百合子の中で幼なじみの存在がどれほど大きいか、強く伝わる内容になっています。恋愛関係がどう発展するのか、その点も興味深く見ていただけるのですが、まずは「人としての思いやり」が深く描かれる2話となっています。