こんなバイクもある!? 白バイにはどんな車種が使用されているの?
そして、トップボックスと車体の左右に取り付けるサイドボックスも白バイの大きな特徴です。ベースとなる市販車は二人乗りができるシートですが、白バイのシートは一人乗り用で後部座席はありません。 なお、トップボックスの中にはデジタル無線機が入っており、鍵で厳重に管理されています。また、外側には赤色回転灯が付いています。 左右に取り付けられたサイドボックスには、誘導棒や笛、違反キップ、地図、マーキング用の白墨、メジャー、後続車や周囲に停車していることを知らせるパープルセーバーなど、業務に必要なアイテムが収納されています。その他、カッパやペン、熱中症対策の水分などの私物が入っている場合も少なくありません。 これらの装備が全て市販車にプラスされているため、当然白バイは市販車よりも総重量が重くなり、その差はおよそ30kgほどとされています。 ※ ※ ※ ちなみに2020年3月に開催された東京マラソン2020では、BMW Motorradの電動スクーター「C evolution」をベースにした「E-WING」が先導車として初お目見えしました。
交通違反の取り締まりをおこなわないため、厳密に言えば白バイには分類されないといいますが、白バイ初の輸入車、そして白バイ初の電動スクーターだと話題になったモデルでもあります。 環境規制が厳しくなる中で、排気ガスを出さない電動スクーターの白バイが、今後街で見られるようになるのかという点も注目したいところです。
Peacock Blue K.K.