RKB毎日放送

リフォーム会社への架空の出資を募り、当時69歳の男性から350万円を騙し取ったとして、無職の男（46）が再逮捕されました。 男は、同様の詐欺容疑で2度逮捕・起訴されています。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは、福岡市西区下山門の無職・吉村哲容疑者（46）です。 吉村容疑者は、おととし12月から去年1月にかけて、当時勤務していたリフォーム会社の顧客だった当時69歳の男性に「出資したら、出資額の10％を毎月自宅まで持参します」「出資金に関しては、翌月の10日以降に請求があればお戻しします」などと、架空の投資話を持ちかけて3回にわたって現金350万円を受け取り、騙し取った疑いが持たれています。 警察によりますと、吉村容疑者が勤務していたリフォーム会社の社長が「社員が複数の取引先に出資話を持ちかけて多額の現金を受け取り、当社が返済を求められている」と警察に通報したことから事件が発覚。 被害者の証言などから吉村容疑者の関与が浮上しました。 取り調べに対し吉村容疑者は「28人位から2億5千万円程度集めた」「事実に間違いありません」などと供述し、容疑を認めているということです。 警察が余罪についても、捜査を進めています。