大空幸星氏「“児童労働”と叫ぶほど親が問題隠す」 ヤングケアラー支援にキャンプが物議 望ましい対策は?
■大空氏「ヤングケアラーを“かわいそうだ”“児童労働だ”と上から言うのは綺麗事」
大空氏は「『児童労働』『人権侵害』と叫ぶほど親が問題を隠し、SOSを上げられない」と警鐘を鳴らす。 「子どもがキャンプの集まりに行くには、おそらく保護者の許可がいる。その時に、“ヤングケアラーは児童労働だ”と言い続けていると、“児童労働に加担をしている親”という像が出来上がってしまう。また、SOSを出してしまったら児相に一時保護されると思っている親御さんもすでにいっぱいて、私たちの窓口には相談が結構くる。ヤングケアラーを“かわいそうだ”“児童労働だ”と上から言うのは綺麗事で、簡単にSNSで展開してはいけないと思う。それはつなぐ障壁にもなっている」
村田氏は「ヤングケアラーをなくす努力はするすべきだが、絶対にゼロにはならないし、ゼロだと思ってはいけない」と述べた。 「それは単純に問題を見えなくしているだけだ。大人になって自己責任で片付けられて、何の支援も受けられずそのまま苦しむことも多く、そういう人を1人でも少なくしたい。私は“被害者面するな”“甘えるな”と言われたことが多かった。大半の場合、子ども自身に非があるわけではなく、交通事故に遭ったようなものだと思っている。それで骨を折ったからといって恥ずかしいと隠す人はいないだろう。ヤングケアラーはそういう認識になってほしい」 (『ABEMAPrime』より)